ユニシスの環境への取り組み
現在、環境負荷低減の取り組みは世界各国の共通認識となっています。
医療が長く社会に貢献し続けるためには、地球環境が健全であることが不可欠です。当社は、気候変動や資源リスクが医療体制に与える影響を真摯に受け止め、素材選定の段階から地球環境の保全に配慮した製品開発に取り組んでいます。
特にEU MDR(欧州医療機器規則)やREACH規則に基づく特定化学物質削減への対応や環境責任を同時に果たすことを目標に、バイオマス原料への転換や有害物質の削減を推進してまいります。
素材そのものの安全性と透明性を追求することで、安全な医療機器を安定的に供給し続ける体制を構築し、地球と医療の健全な共生を目指します。
環境に配慮した代替素材の導入
当社では、新素材を活用した医療機器(注射用針)の開発を進めており、自然環境や人体への安全性に配慮した、環境負荷の低い製品をご提案いたします。
血管造影用針(アンギオグラフィ針)
コバルトレスパイプの採用
針管材料であるステンレス鋼(SUS304)に含有されるコバルト(Co)の含有率を0.1%(w/w)以下に抑えた針のご提案が可能です。従来のSUS304製針と比較しても、同等の穿刺性や剛性などの性能を有することを確認しております。尚、本製品は欧州医療機器規則MDR(Medical Device Regulation)に適合した製品としてご提供可能です。

当該パイプを用いて第一次試作として、血管造影用針を製作した結果、
・針先加工を含む製造工程への影響はないこと
・穿刺性および針管の剛性などの性能面において適用規格に適合し、
従来製品と同等であることを確認いたしました。
穿刺性
剛性
※従来使用しているステンレス鋼SUS304は、適用規格および関連規制に基づく生体適合性要求事項への適合を確認しております。
従来どおり安心してご使用いただけます。なお、コバルトに関してはMDR上の仕様制限はありませんが、表示義務が課されています。
バイオマスキャップ
ユニシスが販売する製品において、プラスチック材料を多く使用している部位は、針を保護する「キャップ」です。
人体への直接接触リスクが低いこの「キャップ」をバイオマス原料に変更することで、環境負荷低減に貢献する製品をご提案いたします。
従来のキャップと比較しても、製品使用上十分な強度および耐久性を備えております。
ユニシスは徐々に環境対応した素材への代替を行い、地球環境に寄与することを目指し、
サステナブルな社会の創出、QOLの向上に貢献してまいります。








